WBGT警報機その後【M5StickC】

M5Stick-C
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前回M5StickCで作ったWBGT警報機。

ちょこっと改良したのでご紹介。

追加機能①:カラーバー追加

WBGTの値によって背景の色を変えていましたが、単体で見ると微妙に分かりにくかったので、

下にカラーバーとして表示する色を一通り出しておきました。わかりやすくなった…と思う。

オマケ:M5StickC標準の表示色

このあたりに、LCDに表示する色として標準で登録されている色が載ってますが、いまいちどんな色か分かりにくかったので、
(色の表現がR:5ビット、G:6ビット、B:5ビットなのでPCでのRGB表記とも違います)

 

一覧表にしました。
(PC・スマホの画面や印刷とM5StickCの液晶とも完全に同じ色ではないです…目安程度に)

追加機能②:不快指数に対応

もうひとつ、蒸し暑さを定量的に表す数値として不快指数があります。

不快指数も気温と湿度から求められます。こちらはよく知られた数式があります。

$$DI = 0.81T_d + 0.01H (0.99T_d – 14.3) + 46.3$$

$T_d$が気温、$H$が湿度です。

こちらは画面背景色を8段階で表示しました。
(~60:シアン(水色)、60~65:緑、65~70:黄緑、70~75:黄色、75~80:オレンジ、80~85:赤、85~90:紫、90~:茶色)

カラーバーをWBGT表示モードと全くの別物(色数もバーの幅が違う表示)にすることで、一目でモードが分かるようにしました。

アラームについて

前回、応用アイデアとして「アラームを鳴らす」ということに触れましたが、M5StickCには内蔵スピーカーがないのでそのままでは鳴らせません。(外付けスピーカーが要る)

一方、M5Stackならスピーカーが付いてますしMicroSDカードも使える(wavファイル等の再生で実現できる)ので、アラームを盛り込むならこっちの方がよさそうです。

また今度M5Stackでも作ってみます。

液晶画面もM5Stackの方が大きいので視認性もよさそうですね。あと背面に磁石が入っているので冷蔵庫とかスチールラックに貼り付けれます。
→M5StickCにも磁石入ってました。どっちも冷蔵庫とかスチールラックとかにくっつきます。

スケッチ

以上2点を盛り込んで、こんな感じです。

M5StickC正面の「M5」ボタンを押すと、WBGTモードと不快指数モードを切り替えできます。
(ボタンを押している間はカラーバーが全体に表示され、ボタンを離すと測定値を表示します。)

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