レイアウトベースを作ってみた【アジャスタ付きで¥880-】

鉄道模型
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鉄道模型をやってると作りたくなるもの、それがレイアウト。

とはいえ大きな固定レイアウトはTMSが(=時間もお金も場所も)ないので手が出ない。

でも、モジュールレイアウトくらい作ってみたい。

ブログをはじめたから、車両の撮影用のジオラマとしても使いたいし。

モジュールレイアウトのベース

を作る方法って色々あります。

木材を買ってきて組み立ててもいいし、メーカーから完成品も出てるし、絵画用のパネルやコルクボードを流用する方法もありますが、先日百円ショップでいいもの見つけました。

ジョイントラック(メタルラック・スチールラック)です。
もっとも、見つけたも何も前々から知ってるんですけどね。これ、レイアウト、特にモジュールレイアウトのベースによさそうです。
これで450×250mmのベースができて、一式税込み¥880- ¥770-です。
2020.07.14追記:計算ミスってました。タイトルともども訂正します。。。
R103前提ならミニレイアウトでも使えそうです。

特にいいなと思ってるポイントが、百均商品ですが(一部100円じゃないけど)

いっちょ前にアジャスターが付いてるところ。

お隣さんとの兼ね合いで高さ調整が必要になるモジュールレイアウトにうってつけなんじゃないかという算段です。

なんなら市販の木製のボードの裏にこのジョイントラックを貼り付けてアジャスター用の部品として使うってのもアリかも。

ホームセンターで売ってるアジャスターでもいいんですが大きすぎたり、高すぎたり(金額的な意味でも物理的な意味でも)、そもそも家電とかでも置けるラックなのでがっちりしすぎておそらくオーバースペックだったりするので、ダイソーのがちょうどいい気がします。

組み立ててみた

なんも難しいことはないです。説明通りに組んだだけ。
ただ、おそらく一般的な使い方と違うのは、

棚網が最下段に1段だけというところ。普通はこの上に2段3段と作っていくものなので。

線路を置いてみました。
この網は外寸が約450×250mmなので、ファイントラックで言うとS280+S140、ユニトラックで言うとS248+S186で、どちらも左右に10mmくらい接続用の隙間が空くイメージになります。

車両も載せてみたらいい感じ?

線路の高さは道床の下面ベースでアジャスタを一番縮めた時約44mm、一番伸ばした時(アジャストが抜けた状態から1周だけねじ込んだ状態)で約59mmです。
写真では柱の一番下の溝を使って棚を取り付けています。
溝は20mm間隔で刻まれているので、棚の高さも+20mm刻みで調整できるということです。

実施工上はスタイロフォームなどでもう少しかさ上げすることになると思いますが。


アジャスト一番縮んだ状態:約44mm


アジャスト一番伸びた状態:約59mm

棚網の種類

 

店内で写真を撮ってないのですが行動圏内のダイソーでは、通常の棚網が

  • 300×150mm (¥100+tax)
  • 300×300mm (¥300+tax)
  • 400×200mm (¥300+tax)
  • 450×200mm (¥300+tax)
  • 450×250mm (¥300+tax)

転び止め棚が

  • 400×250mm (¥300+tax)
  • 450×200mm (¥300+tax)
  • 450×250mm (¥300+tax)

という種類がありました。

どれもファイントラックやユニトラックの規格と照らしても使いやすい寸法だと思います。

450mmを複数横につないで900mmや1350mmのベースとして、あるいは450×250mmと450×200mmをつないで450×450mmのベースとしても使えそうです。
つなぎ方はよく考えないとけませんが。

転び止め棚は通常の棚と構造が上下逆なので、

通常の棚網と比べると網の上面が25mmほど下がります。
築堤区間や水辺、ちょっとした渓谷など、レールより低い位置に造形を施したい場合に使うとよさそうです。
がっつり高架区間にするのはちょっときつそう。線路を橋脚上に取り付けて線路全体のレベルを上げる必要がありそうです。

と、ここまで良い感じだったんですが一つ気になる点が。

柱が邪魔

一番短い柱が25cmのものなんですが、四隅に立つと思いのほか邪魔です。
ということで、切っちゃいます。

(※ダイソーさんや製造元の想定外の加工です。自己責任でお願いします。)

ホームセンターでパイプカッターを購入。¥800くらいでした。ダイソーでも売ってると聞いたことあったんですが見つけられず。
予算が許せばもう少し大きいものを買った方が幸せになれます(作業が楽)。

こんな工具です。黒いハンドルを回すと刃のついた部分が上下に移動します。
刃の反対側には2つローラーが付いています。

刃とローラーでパイプを挟んで、
(カット位置を決めるために固定部品を載せてます。一番下の溝に固定部品をはめた状態で固定部品の上端の高さで切りました。)

くるくる回して切り込みを入れていきます。
ある程度くるくるしたらもう少し切り込んで(ハンドルを回して刃とローラーをもう少し近くして)、またくるくるして切り込んで…と何度か繰り返します。

カッターを回しても柱を回してもどっちでもいいです。私は柱をペンチでつかんで回しました。
柱の上の方は今のところ使い道がないので、多少傷がついても構わない。という魂胆です。

すると切れます。
ほとんど切り粉が出ないのが良いところ。その代わり切断面が鋭くなりやすいのでケガに注意。
切った残り(アジャスタのない側)については活用手段を絶賛考え中であります。
(内面が割とさびさびなのはこの際置いときましょうなんせ100円なんで(笑))

組み立ててみると…だいぶすっきりしました。柱の切断面でのケガに注意。

ただ…一度に4本も切ると握力がどっか行きます。

実際にモジュールを作ってみる

ということで実際にモジュールを作ってみます。
今回は転び止め棚の450×250mmをベースに、ファイントラックのS280+S140を載せます。

同じくダイソーのカラーボードを敷いて高さ調整して、

スタイロフォームやら築堤やら駆使して大体の地形を作ります。

いいんでない?いいんでない?

ちなみにこの辺とかこの辺を複線にしたようなイメージで作ってます。
背後の水色のスタイロは山に、手前の白いボードは内海の波の穏やかな海になります。

写真奥はトンネルにしようか?とも思ったんですがくどくなりそうなので見送り。(引き算の美学よ)

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