鉄道模型入線紹介コーナー20201102【EF210】

鉄道模型
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新規に入線(=購入)した鉄道模型の車両を紹介しちゃおうコーナーです。

TOMIX EF210 2種

TOMIXから100番台新塗装機と、300番台桃太郎ラッピング機が発売されました。

品番は100番台新塗装機が「7137」、300番台桃太郎ラッピング機が「7138」で、いずれも新型モーターであるM-13モーター搭載とのこと。

YouTube動画

【TOMIX】EF210-100新塗装・EF210-300 桃太郎ラッピング機導入

動画を作ってYoutubeにアップしているので、特に動きを伴う部分はこちらを見ていただくとわかりやすいかと。

※2020.11.10 追記

手すりの色間違いと、動力台車のトラクションタイヤについてTOMIXより対応が発表されました。
部品を送ってもらって自分で取り付けるか、一度TOMIXに送り返して部品交換して頂くかになるとのこと。

300番台桃太郎ラッピング機がお手元にある方は公式サイトを参照ください。

<7138>JR EF210-300形電気機関車(桃太郎ラッピング)について、お詫びとご案内|お知らせ|鉄道模型 TOMIX 公式サイト|株式会社トミーテック
【<7138>JR EF210-300形電気機関車(桃太郎ラッピング)について、お詫びとご案内|お知らせ】鉄道模型トミックス公式サイト(トミックス鉄道模型の最新情報が満載)

付属品取り付け

それぞれ前面用ナンバープレートと側面用ナンバープレート、前面の誘導員手すり、交換用TNカプラーとダミーカプラーです。

ナンバーは100番台が106、107、108番が付属していて、前面には最初から106番が取り付け済みです。(あれてことは106番のプレートが2組あることに…)

300番台は316、317、318番が付属、316番が取り付け済みです。(こっちも316番は2組…)

そのまま106号機、316号機を選択する人が多いのでは?と勝手に考えて、あえて違うナンバーに仕立てます。

手すりは特に300番台の下側の穴に入りにくいので慎重に作業します。

また、手すり自体が歪んで斜めになってしまいやすい(正面から見てハの字や逆ハの字になりやすい)のでよく見てまっすぐにしてあげます。

100番台は107号機に、側面が旧塗装と比べてだいぶすっきりしましたが、EF65や66の印象に近くなった感じもします。でも帯の色は白より黄色の方が好きかも。

300番台は318号機にしました。桃太郎のキャラクターラッピングが売り。

キャラクターラッピング部分をドアップしてみました。

イラストは幅7mmほどしかないのですが、これだけアップしてもきれいに見えるというのはただただすごいです。

ちゃんと桃太郎、犬、猿、キジに見えますし、桃太郎や猿の羽織?に桃の絵が描いてあることまでしっかりと…。

カプラーは後で変えます。

新型モーターについて

付属品取り付けの前に走行チェックを行いました。

写真や文章では伝わりにくいので、気になる方は先述の動画で確認して頂ければと。

いずれも、迫力のあるちょっと重めの走行音、といった感じでスムーズに走ります。

フライホイールの効き目は9000番台のEF210よりも強めで、低速も若干 利くようになってる感じがします。

それから、ライトが電球色になっていることに軽く感動しています。

今まではTOMIXの機関車といえばオレンジのヘッドライトで、私は導入するたびにせっせとLEDを交換していました。

300番台の方は、いわゆるセノハチでの後押し機関車として作られていることから、テールライトも点灯します。

新型モーター搭載ということで、旧型のM-9モーターを搭載した車両と走りを比べてみました。

結果から言うと、「新旧モーター混在での重連・後押し運用は避けた方がよさそう」が結論です。

以下、あくまで私の手元の個体同士を比べただけです。

走り出しから低速域にかけての性能が、M-13モーターの方が良く、より低い電圧(デューティ比)でゆっくりと動き出します。

より低速が利くようになっており、しかも安定しています。

対して、ある程度(パワーユニットSXでいうと5.5~6を超える)速度が出てしまうとM-9モーター搭載車の方が足が速くなり、最高速度は圧倒的にM-9モーター搭載車の方が速くなっていました。

低速域では新型モーターが足を引っ張り、高速域では旧型モーターが足を引っ張ることになりそうです。(ここで言う高速域を使うことはスケールスピード重視で走らせれば少ないはずですが)

重連や後押しは新型モーター搭載車同士か旧型モーター搭載車同士で行う、どうしても混在させたければモーターを乗せ換えるというのが現実的かと考えます。

その他気付いた点

トラクションタイヤについて

300番台はトラクションタイヤなし仕様と案内があり、説明書にもそう書かれていますが、実物は履いています。

組み立てエラーとのことで、現在対応検討中とTOMIXさんからアナウンスがありました。

手すりについて

両車で前面の誘導員手すりの長さが違うのでご注意ください。

本来300番台用は白色がつくはずですが、これもエラーとのこと。

(EF210の0番台・100番台と300番台を同時に買って、一度に開封する人がどれだけいるか?…という疑問はありますが…あと最近TOMIXさんこういうポカが多い気がします…)

パンタグラフについて

私はEF210って何気に好きな機関車なので、この2両を導入する前にすでに3両持っていましたが、すべてシングルアームパンタグラフ搭載車でした。

今回の100番台新塗装機は下枠交差パンタグラフ搭載機がプロトタイプになっていて、パンタグラフの違いが(今更ですが)新鮮です。

また、300番台のシングルアームパンタグラフも、これまでのものと比べてしっかりしている感じがします。なんか金属でできているような感じもする。

カプラー交換

毎度のカプラー交換ですが、今回はマグネマティックカプラー化することにしました。

KATO品番11-712、いわゆる2001番、カプラーの長さの異なる2種類が2つずつ入っていますが、短い方を使用しました。

貨物列車の機関車の交代を再現していこうという魂胆ですが、もちろんそのままでは取り付けできないので何かしら工夫して取り付ける必要があります。

注意:
メーカー様推奨の方法ではありませんのでご注意ください。
加工は自己責任でお願いします。
また、この方法が最適解とも限りません。

 

カプラー周りを分解してみたところ、カプラーを下からスカートに固定している押さえパーツにねじ止めするというのが一番手っ取り早そうでした。

実際に止めてみたところ、カプラーのドラフトボックスが左右に首を振ってしまいます。
(ドラフトボックスが首を振るとカプラー開放できなくなる)

また、カプラー下に隙間ができてしまいました。

困った時の3Dプリンタ様です。
ドラフトボックスの首振りを押さえつつ、カプラー下の隙間をふさぐスペーサーを作ってみました。

上からマグネマティックカプラー、スペーサー、カプラー押さえの順にねじ止めしました。
(写真は上下がひっくり返っています。)

これでドラフトボックスの首振りは押さえられました。

カプラー押さえの下(レール側、写真では上)に飛び出たねじは、カプラー押さえとツライチになるように切っておきます。

飛び出てると踏切の踏坂やポイントに引っかかったときにエグい事故り方します。
(実体験。いわゆる棒高跳び脱線に近いものかと。)

カプラーの高さ調整用のスタンダードゲージを持っていない(正確には買ったはずだけどなくした)ので、KATOの新系列のC62(縮尺が1/150になりコアレスモーター搭載のシリーズ)のナックルカプラーと連結してみました。

高さはこれでよさそうです。

同じくTOMIXのコキ104を相手に、連結解放の動作テストを行いました。

結果、いずれも問題なく行えました。(先述のYoutubeの動画で動いてるとこ見れます)

また、100番台・300番台いずれも同じ工法で問題なく動作させることができました。

ちなみにこの「TOMIXのコキ104」が、マグネマティックカプラーを使うことに関してなかなかの曲者だったんですが、その話はいずれまた。

 

その他手を加える

ちょっと色差し

パンタグラフのすり板に銅色、ホイッスルに金色を色差ししました。

ホイッスルはなんとなく金色のがカッコいいからという理由で塗ってましたが、そういえば落成したてのEF210をじっくり見たことがあったぞと写真をほじくり返してみると、

あー実車も金色ホイッスルだったのね。(あとすり板の塗り方を間違ってる)

2017年の夏に京都鉄道博物館で特別展示されたのを見に行った時の写真です。ツヤツヤテカテカピカピカでした。

連結器はちょいサビがついてましたけどこれは仕方ない。

たまらん。

普段なかなか見れないとこばっか見てテンション上がりっぱなしでした。

 

 

 

   

閑話休題。

こういった色差しにはPebeoというブランド?メーカー?の、「4アーティストマーカー」を愛用しています。

(特にガン〇ムマーカーと比べると)お高いのと入手性があまり良くないのですが、特にメタリック色の発色と遮蔽力が良いように思います。

あと「銅色」があるのがポイント高い。

 

ケースの移し替え

私はメーカーを問わず、Nゲージの機関車はKATOのクリアケースに収めることにしています。

KATOのケースを採用しているのは、

  • 断面サイズが一番小さく、棚などに詰め込みが利くこと
  • ケースサイズがブックケースの1/7のサイズに近く、収納に便利なこと
  • KATOの機関車用7両ケースに収められるので持ち出しの際に便利なこと
  • KATOからケース単体が、CASCOからKATO単品プラケース用のウレタンが発売されていて、それらの入手性が悪くないこと。
  • というかKATOの単品販売の気動車や貨車・客車を導入してブックケースに移し替えていくとケースがどんどん余っていく

といった観点からKATOのケース&CASCOの1両用ウレタンを愛用しています。

いつものようにインナーを作って(LibreOfficeのDrawでちゃちゃと)、

ウレタンもろともケースに収めます。

ギャラリー

走行動画は先述のYouTubeにアップした動画の中にあります。

こっちでは写真で。


(まさかのいきなりシキ)

以前作ったモジュールレイアウト兼撮影台が大活躍。

モジュールレイアウト仕上げてみた【百均モジュールベース】

まとめ

TOMIXから発売された、EF210型電気機関車2両を導入しました。

TOMIXさんは実車の塗装変更や300番台の登場に合わせて割と早くバリエーション展開をしてくれるので、貨物列車やEF210が好きな私にとってありがたいことです。

今回の新製品追加で、さらに遊び方の幅が広がりました。

…なんて言ってたら、KATOからも300番台の製品化案内が出てきまして、どうするか絶賛考え中です。

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