我が家の3Dプリンタ紹介【3台体制】

3Dプリンタ
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近年(ここ10年)、一般向けの3Dプリンタが普及し、機械も材料も私たちの手が届くところまで価格が下がってきています。
そんなわけで(どんなわけだ)我が家にも3台の3Dプリンタがありますので、ちょっと紹介してみようと思います。
もしかしたら3Dプリンタほしいなー…と考えている方や同じ機種を持っている方の参考になる…かな?

①HICTOP 3DP-19

2017年1月にAmazonで購入しました。お値段たしか30kくらい。
(amazonのページ貼ろうとしたら無くなってたのでAliのリンクと写真で…)



PLA・ABS対応のFDM(積層造形)式3Dプリンタです。
プリントサイズは80×80×80mmと小さいですが、その分本体も小さくて机の隅にポンとおけちゃう感じのかわいい機種です。

ちなみにこの3Dプリンタはキットになっていて、バラバラの状態で届いたものを自力で組み立てる必要がありました。
きちんと日本語の説明書(のPDF)があり、配線作業に至ってはメーカーがYouTubeに動画をアップしてくれている親切仕様。
問題なく組み立てられました。
が、電源アダプタが不良品でうまく動かず、代替え機を送ってもらって対処したり送り返したりした思ひ出…。
主にメールで(英語で)やり取りしましたが対応はしっかりして頂けました。

組み立てた当初は初の「マイ3Dプリンタ」だったので面白くて動かしてプリントしまくっていましたが、だんだんと造形サイズの小ささが気に入らなくなり、より大物がプリントできる後述の機種を追加購入したために現在は予備機扱いにしています。
でもこの機種にはいろいろと勉強させてもらいました。

 

②ALUNAR M508

3DP-19の造形サイズに物足りなくなってきていた2017年7月にAmazonで購入しました。これもお値段たしか30kくらい。
(購入履歴からamazonのページを見たらなんか微妙に違うんだけど…YouTubeがあった…)



これもPLA・ABS対応のFDM(積層造形)式3Dプリンタです。
プリントサイズは200×200×180mmにグレードアップ。その分本体も大きくなりました。

この3Dプリンタはもキットになっていたので自分で組み立てました。
英語の説明書(のPDF)を見ながら、こちらは大きな不良などなく組み立てられました。

これが現在の私にとっての主力機種です。
先の3DP-19もそうですが、キットを自力で組み立てているので全体の構造や仕組みについてよくわかっています。
なので自分で使いながらいろいろと手を加えて使い勝手がいいように改造をしてきています。
組み立てキット方式の製品は組み立ての手間がかかってしまいますが、3Dプリンタの仕組みや構造を知ることができ(これ一番重要ね)、何なら自力で改造したり修理したりできる困ったときに自力で何とかできる(かもしれない)点はキットを組み立てることの利点でもあると思います。

 

③ANYCUBIC PHOTON

この機種はこれまでの2台とは違い、紫外線硬化レジンを使ってPLA方式でプリントします。
いわゆる「光造形機」です。今年の2月に購入、お値段33kくらい。
(つい最近買ったのと、息の長い商品みたいでAmazonリンクあった。割と手の届きやすい光造形機として有名な機種でもあります。)

ついに買っちゃった念願の光造形機です。造形サイズは115×65×155mm。
これまで使ってきたFDM機よりも数段きれいに、細かい部分までプリントできます。
鉄道模型などにも応用できそうなくらいです。

こちらはまだ使い始めたばかりで使い方など模索中です。


ということで三者三様の3Dプリンタを紹介しました。
どれがいい、とかではなく、それぞれに長所短所があります。
このエントリを書いている2020年4月現在はたいていのプリントを②のM508で行っています。

これらの3Dプリンタは、大きな企業が使っている数十万円~数千万円するようなハイエンドの3Dプリンタと比べると、はっきり言ってオモチャかもしれません。
でも、そんな廉価な機械を使っても、自分でPC上で設計したものが実際に「モノ」になって出来上がるというのはすごく面白く、感動します。
小物や便利グッズを作れば日常がちょっと便利・快適になったりするし、Arduinoを使った工作などの部品やケースを3Dプリントで作ればワンランク上の仕上がりになります。
もっと言うと材料も(ハイエンド機と比べると)安いのでどんどん作ってどんどん失敗して、それで機械の使い方やデータの作り方のコツをつかめるというのもいいところです。
その分手間はかかりますけどね(笑)

「3Dプリンタのある日常」とか、
「リビングに3Dプリンタがある暮らし」。
そんな未来、楽しそうだと思います。

このブログでも今後3Dプリンタに関する記事を書いていこうと思います。

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