結論より先に3つ、前提としてお伝えしておきます。
①ぶっちゃけ本を使わなくてもArduino使えるようになります。
②このページではおそらく超王道級の本しか出てきません。
③Arduinoを使うにあたって、私自身ほとんど本を読んできていません。
作りたいものを作ろうとする
↓
できないことわからないことにぶち当たる
↓
ググる
↓
解決する
でArduinoの使い方を身に着けてきました。そしてこれが一番早道だと思います。
(※Arduinoのスケッチに使われているC++というプログラミング言語をある程度習得していたのも大きいですが。)
そんな私でもこれは参考になると思って手元に置いている本、ということで2冊紹介します。
①Arduinoを始めよう
はい。いきなりArduinoの入門書の王道中の王道、ってとこでしょうか。
手に取ったことのある方はご存じだと思いますが、この本は後ろ半分を使って「Arduino公式リファレンス」(の日本語訳版)がついていて、ちょっとした辞書としても使えます。
もっともその日本語リファレンスもインターネットで見れるんですけどね。
電気の基礎的な知識やトラブルシューティングについても解説されています。
あとはいろいろなショップでこの本に対応した初心者向けのパーツキットが販売されていますので、こういったものの利用も入門向けによいかと思います。
例→https://www.switch-science.com/catalog/181/
この本を利用する上での注意点として、現在流通しているのは「Arduinoをはじめよう 第3版」です。
ということは当然「第2版」「初版」も存在しています。
私の手元には「第2版」と「第3版」があるのですが、内容が変わってます。
「初版」は見たこともないのですが、おそらく「初版」も「第2版」「第3版」とは内容が変わっていると思われます。
書店で新品で購入する場合は最新版になると思いますが、中古本を買う場合や誰かに譲ってもらった場合、図書館で読む場合には気を付けてください。
②Prototyping Lab
これまた王道の、「はじめよう」と同じ版元の、そしてちょっとお高い書籍です。
この本の前書きでも書かれていますが、「はじめよう」などの入門書からのステップアップとして手にするのもよいかと思います。
さまざまな電子部品をArduinoに接続して使う方法が載っています。
めっちゃ載ってます。
すげー載ってます。
そして辞書かよってくらい分厚い本です。
私も使ったことないようなものがたくさん載っていたり、使ったことがあっても自分流とは違う使い方が載っていたりして勉強になりました。
たいていの工作はこの本に載っている例をちょっと改造したり組み合わせれば作れてしまいそうな、そんな感じがします。
実際に市販された製品開発の実例紹介も面白いです。
(これも現在出回っているのは「第2版」のようです)
ということで、おそらく超王道級の本を2冊紹介しました。
王道過ぎて紹介する意味あるのか?ってくらいですが。
最初にも書きましたが、私自身、Arduinoを使うにあたってほとんど本を読んできていません。
「Arduinoでこんなことやってみたい」「Arduinoでこんな部品を使ってみたい」
…と思ってググるとたいていのことは誰かがすでに試して、詳しくインターネット上で発表されています。
そうそうまさにこれを求めていたんだ!…ってこともあれば、
これをちょっと手を加えれば使えそう!…ってこともあります。
私自身、そうやって二番煎じか何番煎じかもしれませんが、実際に何かを作ることで学習してきました。
(これを書いてる時点でネットでは作品とか発表してないんですけどね…)
今度は逆にそうやって情報を発信していけたらいいなと思ったのもあってこのブログを立ち上げました。
何か作りたいものを決めて、実際に作って、できないことわからないことを解決しながら完成させていくことが上達への一番の早道だと思います。
今回紹介した本はその「できないことわからないことを解決」する上での情報源としても活用できます。
ぜひ何か、自分で作ってみましょう。
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